「語れる」もの

心に寄り添うお片付け
元保育士×整理収納アドバイザー×家事代行
中野佳子です。

昔から、何でもわりと平均的(以上)にできるタイプでした。
こんなこと自分で言うのは自意識過剰みたいで気が引けますが、
少なくとも中学生時代までは、学校の勉強でさほどつまづいたことがなく、
友人関係や恋愛のことなど、年相応の悩みがその時々であったとはいえ、
家族もそこそこ仲が良く、幸せに暮らしていました。

周りの人や環境に恵まれて幸せだなぁと思うのは、ありがたいことに今現在もそうなのですが、
ふと、立ち止まって考えることがあります。

私、「語れる」もの が、ない。

個性がない、とも言えるかもしれません。

同じ部活をずっと続けたわけではなく、
好きな歌手はいても、ファンクラブに入って全ての楽曲を把握しているわけではない。
やってみて「楽しい」「好きだな」と思うことはあっても、
どれも表面的で、いつしか関心が薄れ、「趣味」と言える域までは達していない。
こんな、私です。

何でも良くて、たとえば映画でも、音楽でも、読んだ本でも、好きな芸能人でも、
もちろん仕事関連のことでも、

自ら情報を取りに行って、
多くの知識があって、
それにまつわる経験も沢山していて、
それを語る時に目がキラキラしている人が、
とっても眩しいんです。

「語れる」ものが欲しい。

ところで、最近読んだ本に、印象的なことが書いてありました。
とある人気のバーを経営する方が書いた本で、
もともと経営が傾きかけていた状態で先代から譲り受けた飲食店を、様々な工夫で人気のバーに育てていった経緯を
書かれているものです。
少し前の出版なので、現代にそぐわない部分ももしかしたらあるかもしれませんが、
私が「なるほど」と思ったのは、次のような内容でした。

本当にお客様が買っているのは、
「最新機種の携帯電話」ではなくて「友人との楽しいコミュニケーション」

本当にお客様が買っているのは、
「最新の防犯カメラ」ではなくて「家族との安全な暮らし」

では、お客様が貴方から本当に買いたいものは何?

モノ、商品そのものではなく、それを通してどんな「価値」を提供できるのか。
それを語れることが大切。

私が、整理収納や家事を通して、お客様に提供できる価値は何だろう。
私のすることで、お客様に喜んでいただけることは何だろう。

保育士時代から、そしてその道を志した時からずっと持ち続けている気持ち。
自分自身が育児に悩み、家事に悩み、苦しかった時を経たからこそより強くなった気持ち。

毎日、時に苦しい思いもしながら頑張っているママ達が、少しでも楽になるようにサポートしたい。

多くの時を過ごす「家」が、家族と笑顔でゆったり過ごせる大好きな空間になるように。

何に困っているのか、どうなったら嬉しいのか、しっかり耳を傾けて、
「中野さんだからこそ」話したい、お願いしたい、そう思ってもらえる存在へ。

お家を整えることによって、見える景色が変わってくることを、

ひとつひとつのモノと向き合い、本当に大切なモノだけに囲まれて暮らす幸せを、

お家が整うと人の心も安定し、子どもがのびのび過ごせるようになることを、

語って、伝えていきます。

そう、私、お片付けについて語るのがいつの間にか好きになっていました。

貴方の心に寄り添います。少しずつ一緒に進んでいきましょう◎

お片付けや家事に関するご相談に個別にお応えいたします。
ご希望の方に、LINEビデオ通話にて30分間の「気になるゾーンのお片付け無料アドバイス」をプレゼント◎

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