「そういうもの」という価値観に縛られないで

心に寄り添うお片付け
元保育士×整理収納アドバイザー×家事代行
中野佳子です。

ご訪問いただきありがとうございます♪

家事について、また家事分担について、
多かれ少なかれ悩んでいる人って多いと思うんです。

私は自分の子どもが幼稚園に通っているので、
今は幼稚園のお友達のお母さん方とお喋りする機会が多いです。
その中で、子育てと家事ってどうしてもセットで
まだまだ、特に母親の負担になることが多いのだなと感じます。

祖父母と同居が当たり前だった時代が変わり、

子どもが自由に遊びに出かけても近所の誰かが見守っていてくれた時代が変わり、

母親も外で働くのが当たり前になり、

送迎の必要な習い事を掛け持ちするのが当たり前になり…

単純に、やらなくてはならないことは増えているのに。
一日は、今も昔も、どんな立場の人にとっても、平等に24時間なのに。

ママ友と話しても、お客様と話しても、

「家事を自分(妻)がやらないと」
「家事を誰かに頼るなんて(考えたこともない)」

という価値観の方がまだまだ多いです。

でもこれは、自分自身もそう思ってきたこと。
そして、そんな自分の思考で自分自身を苦しめていたことに、
家事代行の仕事をする中で少しずつ気づきました。

生まれ育った家庭では、母親と祖母が掃除、洗濯、料理などの家事のほとんどを担っていて、
父親がこれといって何かをしていた記憶はありません。
「そういうもの」だと思っていました。

「女の子なんだからお手伝いしなさい」と言われ、
兄たちは言われないのになんで、と、思春期には反発した記憶もあるけれど、

結婚して、「妻」の立場になったことに浮足立ち、
新婚当時はお互いフルタイム正社員の立場だったのにも関わらず、
毎朝自分だけが早く起きて朝食の支度をし、できたよ、と夫を起こす妻、をやりました。

夫の方が帰宅が早くても、
自分があとから帰宅してから「ごめんねすぐご飯作るね」と、
くつろいでいる夫を尻目に自分は座る間もなく夕食を作り始める妻、をやりました。

洗濯も。掃除も。

やがて小さな不満がどんどん降り積もっていき、
爆発してしまったこともあります。
でも結局は後戻り。
夫婦で対話が足りなかったのは否めませんが、
それ以上に、「そういうもの」との刷り込みに
無意識に支配されていたと思います。

その後出産、専業主婦となって育児をする中で、
仕事をしていた時以上に、

自分の方が家にいるのだから、
自分は収入が無いのだから
夫は仕事が大変なのだから…。

本当は自分だって、
育児が思うようにいかなくてしんどいし、
ゆっくり寝られなくてしんどいし、
家事も思うようにできなくてしんどいし、

すごくすごく苦しかったのに、
「でも、私がやらないと」という結論に至る為の理由を自分で探して、
どんどん自分を追い詰めていました。

あの時、家事を外注する発想なんて逆立ちしてもありませんでした。

けれど、子どもの手が少しだけ離れ、
保育士資格を活かそうとベビーシッターを始めた際に
一緒にほんの軽い気持ちで家事代行の仕事を始めてから、
大きく価値観が変わっていったのです。

当時、家事に関しては何の資格も経験もない。ただ、自宅で日々の家事を担っていただけ。
そんな私のする掃除や料理で、心から「救われて」くれる方々がいました。

自分がそれまで本当に苦しい思いをしてきたからこそ、
そのときのお客様方が本当に困って依頼して、
そして私の提供した家事によって困り感が解決され喜んで下さっているのがわかりました。

それが泣きそうになるくらい嬉しくて、
同時に同じようなママたちにとってもっと役に立ちたい、もっと力になりたい、
もっと家事代行を頼むことが当たり前の社会になってほしい、
と、思いました。

今日も、ヘトヘトになりながら、家事負担を抱え込んで苦しい思いをしているママが
沢山いるのではと思います。
家族で解決出来たらそれが一番だけれど、
外注する、という選択肢もあることをどうか知ってほしい。


「そういうもの」という価値観がもしあるのなら、
どうかどうかそれに縛られないで。

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